高市さんが新総理大臣になった。
憲政史上初めての女性総理の誕生にもう少し話題になるかと思ったが、それより彼女の保守的な政治信条の方に興味が集まっているようだ。もちろん良い政治を行うのに男も女もないが、それにしてもいつも叫ばれている「男女共同参画」の一つの成果だろうからひとまずはそれに対する評価があって良さそうなものだ。総理任命選挙の前の自民党内の総裁選の時からマスコミや多くの評論家が彼女ではないことを望んでいたように見えるし聞こえた。なんだかマスコミや行政組織は、この国を国民が選んだ政治家ではなく彼らが導こうとしているようである。それは我々国民は愚かで導くかあるいは従わせるかしかないような振る舞いである。そういうTV局はしまいには自分と主義主張が合わない政治家に「死んでしまえ!」という名物コメンテーターの暴言を編集もせずに放送することさえやってしまう。もうやりたい放題である。
しかし我々にはできることは主権在民、民主主義を信じて投票日に自分の思いを託すことだけである。
