もう君たちだけじゃないんだよ

我が家はまだ新聞を取っている
その地方紙に時折「国防を考える」というコラムがある。最近、日本周辺の緊張を高めているC国やNK国に対して我が国の防衛力は大丈夫か?と言った内容ではなく、やれオスプレイの安全性がとか基地の周辺の迷惑話であったりとかの軍事力に批判的な記事である。確かに国家権力の監視役も新聞の務めかもしれないが、この論調は私が新聞を読み始めた55年体制の頃から変わっていない。まぁこれがこの新聞社のスタンスであるから仕方がない。妻が活字が大好きで毎朝新聞を読むことが楽しみのひとつなので購読しているが、この新聞の左翼的傾向には夫婦してうんざりしている。私も斜め読みくらいはするが、ニュース的なものはNHKの定時ニュースとインターネットから得ている。地方紙は、即時性が無いし世界的な話題は別の通信社から得ているようで得意ではなさそうだ。その代わり地方紙ならではの地元の話題は新聞が一番得やすい。30歳代の娘は新聞は必要ないと言うがインターネットだけだとエコー現象の方が怖いとも思う。これからも新聞は無くならないとは思うが昔ほど依存していない。TVや新聞の主観まみれの報道もさることながらむしろ「恣意的に報道しない」と言う方が悪質な世論誘導の一つだと思っている。彼らのスタンスも疑ってかからねばならない。今までTVや新聞では報道されなかったことをインターネットのおかげで知ることができる。既存のマスメディアだけに囲い込まれることなく自由に情報にアクセスできるようにことは大きい。特にTV時代はピークを過ぎたなぁと思う。

私はメロンより瓜が好きだ。
年をとると幼い頃に親しんだものに戻っていく。最近その傾向が強くなる。