愚民を憐れむ詩

政治や経済の難しい話はあまり触れないことにしているが、それでも今回の自民党の裏金問題は驚いた。それにもまして「ほぼ」不起訴になるという話は更に耳を疑った。こんなもの国政を語る以前の話ではないかと思うが?
世界情勢がきな臭い中、隣近所に恵まれない我が国も危険な状態。GDPは長年の無策により独国に追い越され4位に転落。高度の少子高齢化では先の見通しも暗い。こんな大事な時に国政を任せた議員様は先ほどの旧統一教会の問題といい、自分が議員であり続けることだけにはご熱心なようだ。平和ボケしているのは国民ではなく政治家ではないのか?ロシアや中国のような独裁国家の腐敗ぶりを嘲笑していたが民主国家だってこんなもんだ。こんな政治家しか選べない我々国民は憐れなものだ。
 今の我が国にはかつての明治維新のような革命が必要なのでは?
    ・・・・・そんな国士はもういないか

今の時間を大切にしよう

先日「あけましておめでとう」と挨拶を交わしていたがもう1週間すぎてしまった。歳を取れば時間はゆっくり流れるものと思っていたが、いざ野良の身になってみると時間の過ぎるのが早い。退職して9年目になるがあっと言う間であった。一日が過ぎるのが早い。今のところ曜日を間違えることはないが日にちの勘違いはよくある。
 義母が在命の頃、彼女の容態について主治医から説明があった。C型肝炎から肝がんへ移行した典型的な例だった。3年間は海外も含めて旅行などは問題なく動けます。その後は病気の影響が徐々に出てくるでしょうとのことだった。果たしてその見立て通りに経過を過ぎていった。おかげで元気なうちはできるだけ小旅行に誘い妻と三人で季節を楽しんだものだ。
 今、私は大動脈をに爆弾を抱えている。幸い安定期で普通に生活ができるいるが、先のことは全く判らない。現状維持が最良の日々である。
 健康の頃から思っていたことがある。「10年間はなんの心配もなく生きられるが10年後は確実に死ぬ 」もしくは「逆に明日死ぬかもしれないが、ずっと生きられるかもしれない」・・・・・・どっちがいい?

今年も大変そう

静かな元旦の午後、年賀状でもみようかと思っていた矢先に突然の地震警報。能登半島で震度7の大地震、5m級の津波発生。
東北大地震とその後続いた混乱が脳裏に蘇る。
今日は元旦、被災地の方々はもちろん久しぶりに里帰りした人、たまたま旅行にきていた人、その日は遠くに出かけていた人、みんな不安でたまらないだろう。今のところ被害の全容ははっきりしない。定点カメラで建物が壊れていくのが見えた。どうか小さな被害で済んでくれよと願うばかり