疲れる世の中(サブスクって知ってる?)

年末、クレジットカードの請求書を見ていると APPLE.COM/BILLと名目が2つある。1つはいつものいiCloudの追加容量の使用料、もう一つが分からない。Appleで購入したものはiTuneというアプリの中に履歴があるので調べるが、その中にない。Applestoreでの買い物と言えば、前述以外では音楽やアップルムービーで映画を視聴するとかiPhoneのAPPstoreでアプリを買うくらいしか思いつかない。少額なので犯罪がらみではないとは思うが、把握できない支払いは気持ちが悪い。アップルサポートと2度ほどメールでアドバイスを受けてを夜遅くまで調べたが分からない。
 結果的に解決したのだが、自分の馬鹿さ加減にどっと疲れた。実は途中でAppleIDを2つ持っていることを思い出した。なんせクラウドと言うシステムが一般的になる前で、まだiCloudがMobilmeと呼ばれていた頃のこと。当時はどこからでもスマホとパソコンのデータがやりとりできると言うくらいの認識しかなかった。どうやら、iPhoneを買い替え時に2つのIDを持ってしまったようである。だから日頃使っているIDをいくら調べても無駄なことだった。なぜか2年前に、使っていないほうのIDで当時のiPhoneにアプリをインストールしていたのである。自分では無料のつもりだったのだが、どこかで有料版への移行を承諾をしていたようである。それが1年間の期間を経て請求が来たのであった。
 iTunesとAppを一度ログアウトしてもう一つのIDでログインすると発見!しかしこれだけでは終わらない。購入したのはアプリではなくサブスプリクションという形式のもので会費を払うとその額に応じた期間使用できるサービスのようなものであるらしい。これを解約するにはスマホでは「定期購読」を探して解除するらしいが、私のスマホではそこまではたどり着かなかった。そこでMacのAPPStoreの管理画面でやっとサブスプリクションの設定にたどり着き、解除することができた。後で今回、頭の中でやってきたことを整理したが、AppleIDを2つ持って混乱したことと、アプリの購入ではなくサブスプリクションと言う期間貸しと言うシステムだったという事が主な原因だった。
 現金を払い、箱に入ったアプリを買って帰ってインストールしていた時代がシンプルでいい。すべてネットで済む世界では、自分の失敗と犯罪の見分けがつかない。この先、ついていく自信がなくなっていく。